白髪染め

ヘナってどうなの??

KAWABATA

どうも、向日市の白髪染め専門美容室abelia(アベリア)の川畠です!

よくお客さまやお問合せのお電話で「ヘナってどうなんですか?」って聞かれます。

存在は知っていても、実際にはどんなものなのか知らない。
という方も多いと思うので解説していきますね!

まず『ヘナ』とは、ミソハギ科の植物で日本では「指甲花」または「ツマクレナイノキ」と呼ばれ、インドでは古来から薬草として親しまれてきました。

このヘナを配合した天然原料の白髪染めの総称を『ヘナ』と呼んでいます。

これがヘナの木

どうして染まるの?

ヘナの葉には<ローソン>という赤色酵素色素が含まれています。
これが髪のケラチンというタンパク質と反応して染まる仕組みになっています。

よくヘナで白髪染めをした後、しばらくすると染めて部分がオレンジ色になってしまうケースがありますが、それはこのヘナが持つ<ローソン>が関係しているんですね。

ヘナの特徴

・髪にダメージを起こさない
・地肌に優しい
・色落ちしやすい
・黒髪は染まらない

髪にダメージを起こさない

ヘナは天然植物からできているものなので、基本的にダメージにはなりません。

逆にトリートメント効果もあるので手触りも良くなります。

②地肌に優しい

これも天然植物成分ならではの効果。

しかし、必ずアレルギー反応が起きないというわけではなく、
もともと植物アレルギーを持っていたり、潜在的にある場合は反応が出てしうので、事前のパッチテストは必須です。

③色落ちしやすい

ヘナで白髪染めをすると、自宅でシャンプーをするときに色素がお湯と一緒に流れ出ます。

なので、美容室で染めたときよりも少しずつ色味が薄くなります。
(完全に色落ちするということではありません)

④黒髪は染まらない

基本的にヘナは白髪にしか染まりません。

実際には黒髪部分も染まっているのですが、目に見えて変化を感じることはありません。

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黒の画用紙にオレンジ色を乗せているイメージですね。

ヘナで白髪を染めるとオレンジ色になる

ヘナで白髪染めをすると<ローソン>の持つ赤色酵素色素の影響で、
白髪(白色)とローソンの色素(赤)が混ざり合って、
オレンジ色になります。

ヘナは天然植物成分なので、普通の白髪染めのようなブリーチ作用(脱色)がないので、黒髪部分を明るくすることはできません。

そのため、その人が持つ白髪の割合によって見え方が大きく変わり、
まばらに白髪がある人がヘナで染めると黒髪にオレンジ色のメッシュが入ったような感じに見えます。

こんな感じ

目的や状態に合わせて選ぶことが大切

ヘナでも普通の白髪染めでもメリットもデメリットもあります。

アレルギー体質で普通の白髪染めだとどうしても反応が出てしまうとか、
怖さがあるという方はヘナが安全だと思いますし、

全体を均一にキレイな茶色にしたい方は普通の白髪染めという具合に
ご自身の目的や状態に合わせてチョイスするといいですよ。

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ちなみに当店ではヘナは取り扱っていませんので、あしからず・・・

ではまた。