ヘアケア

【危険!】白髪が増えてしまう見えない敵!

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どうも、白髪染め専門店・向日市abelia(アベリア)美容室の川畠です!

今年は例年よりも暑くなるのが早い気がしますね・・・

暑くなってくると気になるのが『紫外線』。

特に女性の方だと「肌が焼けるとシミになっちゃう・・・」など肌に関しての心配が多い季節なんじゃないかなと思います。

しかししかし!実は髪にとっても紫外線は大敵で、予防しないと思っている以上に
髪や頭皮の老化スピードが速く進行してしまい、白髪を増やしてしまう原因にもなってしまいます!

そこで今回は、そんな紫外線についてのお話。

なんで白髪は生えてくる!?

そもそも白髪ってなんで生えるの?その原因を知ろう!

まずは過去の記事を読んでいただけたらと思いますが、
加齢・ストレス・遺伝・生活習慣などの要因によって髪の色素を作り出すメラノサイト(色素幹細胞)の働きが弱ってしまうことで白髪が発生するという仕組み。

これらの要因と並んで最近、美容師の間でも大きな白髪要因として挙げられるのが
『紫外線』です。

なんで紫外線で白髪に??

紫外線に関わらず、白髪になる要因に共通することは身体の『酸化』です。

酸化とは、つまり身体の中が「錆びる」ということ。


たとえば、画像のような鉄でも錆びると表面の塗装が剥がれはじめ、時間をかけて
少しづつ中まで浸食していき、最後は穴が開いたり、折れたりしますよね?

実は身体の中から生まれてくる髪も同じで、身体の中が酸化(錆び)してくると、
徐々にその機能が低下していって、本来の髪の色や太さ、本数、ハリコシなどの機能を
失っていってしまうのです。

この「錆び」の原因が『活性酸素』の発生によるもの。

これは普段の生活習慣や喫煙、ストレスなどで活性酸素分解酵素の減少によって
体内に活性酸素が蓄積されて酸化ストレスになるからです。

同じように紫外線も浴びることによって活性酸素分解酵素が減少し、
体内で活性酸素の活動が活発になることでメラノサイト(色素幹細胞)の働きを鈍くさせて
白髪を誘発するのです。

紫外線は老化を促進させる!

紫外線には、

・UV‐A
・UV-B
・UV-C

の3種類があると言われています。

この中で、肌や髪に影響するのがUV-AとUV-Bで、
UV-Cは影響しません。

出典:http://www.biccamera.com/

UV-AとUV-Bは肌のコラーゲンやヒアルロン酸などのハリや弾力を与え、健康に保つための
物質を壊して、「光老化」を引き起こします。

髪を作る頭皮は身体のなかで一番、太陽から近い位置にあるので、実は身体全体でもっとも
紫外線を浴びる場所になるため、顔や身体の皮膚よりもこの光老化が早く進むと考えられています。

図のように年間で、ちょうど5月から9月にかけてがもっとも影響の出る紫外線量が増える時期なので、要注意です。

紫外線を予防して白髪を防ごう!

①活性酸素の活動を減少させる

まず体内から活性酸素の活動を減少させましょう。

人間の身体には活性酸素の活動を阻止する「SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)」と呼ばれる酵素が存在していますが、これは加齢とともに減少していきます。

そこで食事から「抗酸化作用」のある栄養素を取り込み、最小限に食い止めることは重要になります。

豚肉・大豆製品・卵・フルーツ・お茶・赤ワインなどの抗酸化作用のあるものを
積極的に摂取しましょう。

②頭皮を保護する

紫外線を防ぐために帽子や日傘も有効なのですが、地面からの照り返しなどもあって
完全に防ぐことは難しいです。

そこで大切なケアが頭皮にも使える「紫外線予防スプレー」です。

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こちらの商品は髪はもちろん、地肌や顔、手などの肌にも使えるのでめちゃくちゃ便利♪

しかも紫外線をブロックする基準がSPF50+PA++++で最高基準になっています。

こういうものをお出かけする前、運転する前などに髪、地肌、お肌に吹きかけて
さらに防止や日傘をすればかなり防ぐことができます。

③シャンプーはアミノ酸系か酢酸のものを使う

市販のシャンプーの場合、洗浄力がかなり強いために必要以上に皮脂を取り過ぎてしまいます。

ただでさえ紫外線によって弱った地肌に、強い洗浄力で皮脂を取り過ぎると
頭皮が刺激を受けやすくなって、炎症などの頭皮トラブルにつながります。

【徹底解説!】市販のシャンプーを使うデメリット

特に35歳を過ぎたあたりから頭皮などの皮膚は加齢が急激に進むので、
肌に優しい洗浄成分であるアミノ酸系か酢酸が原料となっているシャンプーを使うようにしてください。

髪にも肌にも優しいコスパ最強シャンプー!

④生活習慣を見直す

まずはしっかりと睡眠を取りましょう。

睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が悪くなります。

成長ホルモンには細胞を修復して、皮膚のターンオーバーを促進させる働きがあります。

そのため、睡眠不足になるということは紫外線で受けたダメージの回復機能が悪くなってしまうことにつながります。

また、ストレスを受けると睡眠の質が落ちたり、なかなか寝付けなくなって睡眠不足になりやすいので、適度な運動やストレッチなどで睡眠の質を上げましょう。

甘くみてはいけない紫外線

いかがでしたか?

いかに紫外線が肌に影響して、白髪を増やす原因になるのかがおわかりいただけたと思います。

皆さんも感じていらっしゃると思いますが、僕たちが子どもの頃よりも確実に今は
暑くて、紫外線の量がハンパじゃなくなっています。

ということは当然、地肌に与える影響、そして白髪になるリスクが上がっているということ。

この自然で起こっていることは自分たちにはどうしようもないことですが、
それから守ることはできますよね。

お出かけ前のほんのひと手間や食事の見直しを意識すれば、来年再来年と周りとはちがう
成果が出ると思うので、ぜひ今日からでも意識してみてくださいね!