クセ毛

40代以上のお悩み第2位『クセ毛』の原因と対策を徹底解説!

KAWABATA

どうも、白髪染め専門美容室abelia(アベリア)の川畠です。

今年は例年より梅雨入りが早くて、長引くということなので
クセ毛の方にとっては憂鬱な時期が続きますね(T_T)

とは言うものの、何とかして毎日を乗り切らないといけないわけなので、
ちょっと参考にしていただければと思います。

そもそも『クセ毛』とは??

意外にも日本人の約7割がクセ毛だと言われています。

もちろん個人差はあって、
全体に大きくうねる、縮れている、部分的にうねるなど様々ですが、
クセ毛は大きく4タイプに分かれます。

クセの強さの度合いは、
直毛→波状毛→捻転毛→連珠毛→縮毛の順で強くなります。

このクセの強さやうねりは<髪の断面>と<毛包のかたち>のよって変わります。
※毛包=図にある髪の一番根っこの部分

クセの原因

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じゃあ、そもそも何でクセ毛になるのか見ていきましょう!

①遺伝

先天性のクセ。
両親のどちらかがクセ毛だと5~6割の確率でクセが遺伝すると言われています。

②加齢

これは実感している方も多いのではないでしょうか?

「若いときはクセなんて無かったのに・・・」
「もともとクセ毛だけどこんなに強くなかった・・・」

これは加齢とともに頭皮の筋膜が衰え、下にさがっていくことで
それに引っ張られて毛包、毛穴が押しつぶされてしまうことで起こります。

毛穴が変形するということは、
その変形した形で髪が表面に出てくるのでクセ毛になってしまいます。

③毛穴の汚れ

先ほどの②と同じく毛穴に汚れが詰まっていると、
髪はその汚れのすき間を縫うように表面へ出ていこうとするので、
歪んだ形(クセ)になってしまいます。

④ダメージ

髪にダメージを負ってしまうと表面のキューティクルが開き、過剰に水分を吸ってしまいます。

すると、膨張して髪の断面が変形するので、「うねり」になってしまいます。

・パーマ、カラー
・紫外線
・ドライヤー
・タオルや枕などによる摩擦

これら日常のなかでもダメージからクセにつながら事があります。

⑤ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れ

出産や思春期の身体の変化などによるホルモンバランスの乱れ、
ストレスによる自律神経の乱れによっても元々の髪質が変化することがあります。

まずは『未来のクセ毛』を防ごう!

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まずはなんでも「予防」が大切!

未来のクセ毛を防ぐ6つの予防美容

①健康な頭皮を作る・守る
②バランスの取れた食生活
③シャンプー選び
④ダメージケア
⑤睡眠時間
⑥お酒を控える

<①健康な頭皮を作る・守る>

やはり健康な髪は健康な頭皮があってこそ生まれます。

1)1日5分は頭皮マッサージをする
2)毛穴をお掃除する専用シャンプーを週1回おこなう
3)頭皮の美容液もしくは育毛剤をつかう

<②バランスの取れた食生活>

髪の主成分となるタンパク質を積極的に摂取しましょう。

・肉
・魚介類
・大豆
・乳製品
・卵

基本は食べるものから摂取することがいいのですが、
足りない場合はサプリメントなどをうまく利用してください。

<③シャンプー選び>

髪への負担の少ない酢酸系やアミノ酸系シャンプーがおすすめ。
髪と頭皮に必要な水分や油分をしっかりキープしてくれるので、
乾燥を防いで保湿してくれます。

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<④ダメージケア>

パーマやカラーのくり返しはもちろん、
ドライヤーやアイロンの熱、タオルや枕による摩擦ダメージ、紫外線など
さまざまな要因でダメージにつながります。

定期的にトリートメントをしたり、乾かす前には必ず洗い流さないトリートメントをつけて乾かす、ダメージの少ない白髪染めを選ぶなどが
重要です。

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<⑤睡眠時間>

髪は眠っている間に育ちます。

お肌と同じで22時~深夜2時がゴールデンタイムを言われていて、
もっとも成長が促される時間。

この間にしっかりと眠っていること、そして最低でも6時間は睡眠時間を
確保することで髪の成長が良くなります。

<⑦お酒を控える>

お酒の量が増えると、髪に栄養が行き届かなくなります。

アルコールを解毒するためのビタミン「ナイアシン」という成分は、
髪の生成に重要な栄養素なのですが、アルコールの量が多いと
このナイアシンがアルコール解毒に使われ過ぎてしまい、
髪へ回らなくなってしまいます。

クセ毛対処法

ではでは、今あるクセ毛はどうやって対処すればいいか?が気になりますよね?

今年の長い梅雨と、これから汗をかく夏が来るので、その前にちょっとした
ポイントをお伝えします!

クセ毛対処法5選

①ドライヤーの当て方を変える
②ドライヤーの○○を使う
③乾かす前のトリートメントを必ず使う
④ストレートアイロンを使う
⑤ストレートパーマ(縮毛矯正)やパーマをする

①ドライヤーの当て方を変える

まず、もっとも重要なことはドライヤーの当て方です。

一般的には前から後ろに向かって乾かす方が多いと思うんですが、
これを逆に後ろから前に乾かすようにしてみましょう。

基本的に髪は前に向かって生えているので、その生え方に沿って乾かしてあげると落ち着きやすくなります。

このときに、もうひとつのポイントが指で髪を挟んで、少し引っ張りながら前に向かって乾かすとクセが伸びやすくなります。

全部濡れている状態から残り4,5割ぐらいになってきたら
頭を下げて後頭部から前に向かってドライヤーを当てていきましょう。

②ドライヤーの○○を使う

これは「冷風」ですね。

ある程度、乾いて形を作ったら最後にドライヤーを冷風に切り替えて、
全体を冷やしていきます。

そうすることで、髪がキュッと引き締まってツヤも出やすくなって、
まとまりが出ます。

③乾かす前のトリートメントを必ず使う

洗い流さないトリートメントですね。

やはりドライヤーの熱は傷む原因にもあるので、その予防をして乾かす前のトリートメントは必ず使いましょう。

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先に書いたようにダメージはクセの原因にもなります。

④ストレートアイロンを使う

クセが強い場合や、どうしてもまとまらない時はストレートアイロンも有効です。

アイロンを使う場合も熱ダメージを防ぐために必ず洗い流さないトリートメントを使ってくださいね。

⑤ストレートパーマ(縮毛矯正)やパーマをする

やっぱりクセを落ち着かせるにはこれが一番ですね。

ただストレートパーマ(縮毛矯正)のイメージとして、

・かなり傷む
・毛先は不自然に真っすぐになる

など、ちょっとマイナスなイメージがある方も多いようです。

しかし、向日市abelia(アベリア)美容室の縮毛矯正は、
事前に特殊なトリートメント処理をして、髪の体力をしっかり戻してから行うので、仕上がりはほぼ傷みを感じません。

それどころか、髪が生き返ったようにサラサラです。

画像を見てもわかるとおり、傷みも感じませんし、仕上がりも不自然さがなくて、縮毛矯正をしているようには見えないぐらい自然です。

あと、クセの度合いや求めるイメージによっては、あえて上からパーマを入れてクセを活かす方法もアリですね。

クセ毛の方がパーマをすると意外と長持ちしますし、
ボリュームに関しては事前にカットで毛量調整をして、トリートメントなどでさらに落ち着かせたり、質感を良くするといいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

この時期はクセ毛の方にとっては本当に憂鬱だと思いますが、
しっかり対処すれば、それなりに乗り切りやすくなるかと思います(^^

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ではまた。